こんにちわ^^ナベシュウです^^
今回の記事では、
スーパー大麦って言うのがダイエットにいいらしいんだけど、本当に効果があるのかなあ?
という方々の疑問にお答えします。
私も以前から興味のあったスーパー大麦ですが、実際に購入して食卓に取り入れたのでその感想を話していきます。
結論から言うと、
食物繊維が豊富なスーパー大麦はダイエットに効果的です。
それではスーパー大麦について掘り下げて説明をしていきます。
Table of Contents
まずは、
スーパー大麦ってなんなの?
という方に説明をします。
スーパー大麦とは「バーリーマックス」とも呼ばれ、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)で開発されました。
もともとはレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)という成分に着目し、何とかしてレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)が多い食材を開発するために大麦に改良を重ねてこのバーリーマックスが生まれました。
このバーリーマックスはレジスタントスターチの他にも多種の水溶性食物繊維を含む『食物繊維界のサラブレッド』と言える食材です。
そして、このレジスタントスターチこそが『スーパー大麦の最大の特徴』と言えるでしょう。
これらの豊富な食物繊維の働きで整腸効果、睡眠改善、抗肥満効果と言ったダイエット、身体つくりには欠かせない様々な効果が期待できるすごい奴、それがスーパー大麦です。
ナベシュウが特に感じたのは、美味しくて食べやすいということです。こういったダイエット系食品によくある『痩せるんだろうけど美味しくない』ということがなく、とにかく食べやすかったです。
ポイント
・スーパー大麦は食物繊維『レジスタントスターチ』が豊富
・スーパー大麦は整腸効果、睡眠改善、抗肥満効果が期待できる
・美味しくて食べやすい
スーパー大麦の特色は『レジスタントスターチ』と話してきましたが、そうなると、
レジスタントスターチって何なの??
という疑問が出てくる方もいるかと思います。
レジスタントスターチとは、炭水化物を一度冷やすとできる成分で、人が消化吸収しにくいデンプン、つまり食物繊維に似た性質のあるデンプンのことです。
その性質から、「ご飯を炊いた後一度冷やしてから食べると太りにくい」、「焼き芋を一度冷やして食べると痩せる」なんてダイエット方法も出てくる程です。
ただ、ナベシュウは
冷めた炭水化物なんて旨いの??しかも一度冷やすとかめんどくさいんやで^^
とこれまでは積極的にレジスタントスターチは取り入れてきませんでした。
しかし冷やす手間もない、しかもおいしくレジスタントスターチを取り入れることができるならそれは別です。そんな夢のような食材がスーパー大麦なんですね。
これからレジスタントスターチを説明しますが、これを理解するには、まず食物繊維という栄養素を理解する必要があります。
ダイエットに欠かせない食物繊維とは
食物繊維とは、人間の消化酵素に分解、吸収されることなく大腸まで届く栄養素のことで、食品の成分表では『炭水化物』として表示されています。
商品の成分表に『炭水化物○○グラム』と表示されているのは見たことがあると思います。
この炭水化物は『糖質』と混同されがちですが、正確には『糖質と食物繊維の合計』の数値です。
同じ『炭水化物50グラム』でも、糖質と食物繊維の内訳で身体に与える影響が大きな変わります。
それでは糖質は 1 グラム当たり4キロカロリーですが、食物繊維は一体何カロリーなのでしょうか。
種類にもよりますがおよそ1 グラム当たり 0 ~ 2 キロカロリーと言われています。
したがって同じ炭水化物50グラムでも糖質と食物繊維の内訳で総カロリーが変わってくるのです。
糖質は身体を動かすエネルギーになる重要な栄養素ですが、過剰摂取は肥満につながります。
対して、食物繊維は人間の胃や腸で消化吸収されないため、肥満の原因にはなりません。
高炭水化物と言っても糖質が多いわけではありません。食物繊維量によってはダイエット食にもなります。
関連記事:【ダイエット初心者必見】ダイエット成功の鍵は『糖質を知る』こと
そうなると、
消化吸収できないものを食べてどうするの?意味ないじゃん。
と思う方もいるかもしれませんが意味はあります。これからこの食物繊維の効果を紹介していきます。
食物繊維には水に溶ける『水溶性食物繊維』と水に溶けない『不溶性食物繊維』の 2 つに分けられます。
双方の特徴をつかんで、自分に必要なものを積極的に取り入れていきましょう。
水溶性食物繊維の効果
水溶性食物繊維の特徴は胃や腸の中でゆっくりと移動して、糖質の吸収を妨げます。
具体的には食後の血糖値の上昇をおだやかにして、満腹感を持続させてくれる効果があります。
血糖値の急上昇には人体に悪い影響があります。例えば『血糖値スパイク』という現象があります。
これは急上昇した血糖値が急激に下降し、一時的に低血糖状態に陥るという症状です。
脳が急上昇した血糖値を素早く下降させるために、血糖値を下げるホルモン『インスリン』を大量に出すように指示することで起きます。
低血糖状態になると、
- 空腹感
- 強烈な眠気
- イライラする
のような症状が現れます。
こうした目立った症状だけでなく、血糖値の乱高下が血管を傷つけたり、インスリン感受性を下げ糖尿病の原因になったり、認知症や、がんの原因にもなっていると言われています。
インターネットで『ドカ食い気絶部』が一時期流行りましたが、これは血糖値スパイクによって強烈な眠気を起こし、泥のように眠るというとても危険な行為です。恐らく皆さん知った上でドカ食いしてると思いますが。
このような危険な血糖値の急上昇を抑えてくれるのが水溶性食物繊維です。
また、腸内環境を酸性に傾けて有害な腸内細菌の増殖を抑える効果、血中の悪玉コレステロールを減らし、総コレステロール値も下げる効果もあります。
さらに水溶性食物繊維は腸内細菌のエサにもなり、善玉菌の繁殖を促します。
善玉菌が繁殖すれば、日和見菌も善玉菌の味方になり、輪をかけて腸内環境が良くなります。
不溶性食物繊維の効果
次に不溶性食物繊維の特徴ですが、『胃や腸で水分を含んで膨らみ、腸を活発にして便通を良くしてくれます』。
便の量が増え、食べたものを腸にとどめずスムーズに排出する手助けをしてくれます。やっぱり腸もある程度量がないと、
ウンチが少ないから出し甲斐がない!!死にたい!!
となります。知らんけど。とにかくこんな感じで便秘の解消が期待できます。
事実、私も食事にスーパー大麦を取り入れてから、お通じがよく、下痢の頻度も減りました。
便通はダイエットにおいて軽視できません。これは単純に便量が増えるから体重が減るという話ではありません。
いつまでも体内に便が残っている状態ではどんどん腸内環境が悪化していきます。
私は、腸は人体の臓器の中でも重要度の高い部類だと思っています。
もちろん不要な臓器なんてないのですが、全ての臓器が健康であるという前提で、健康に最も影響を与えているのは腸です。
腸の働きとして有名なのはセロトニンです。
健康、並びにダイエットにはストレスが大きな敵になります。私も過去にブラック企業にて、ストレスまみれで働いていたころは醜い身体でした。転職でダイエットに成功したといっても過言ではありません。
腸ではこのストレス耐性に大きな影響を与える幸せ物質「セロトニン」が分泌されます。実は腸内環境が良い人はそれだけで普通の人より幸せを感じています。このメンタル改善効果はダイエットに良い影響を与えます。
関連記事:外部仲間サイト『セロトニンを増やすための5つの方法を紹介!幸せホルモンを増やそう!』
前述の水溶性食物繊維の効果と合わせて、食物繊維は消化吸収されないから摂取しても意味のない栄養素なんてものではなく、『腸と身体の健康を大きく左右する大切な栄養素』だということがわかります。
水溶性、不溶性食物繊維の双方の効果を併せ持つレジスタントスターチ
そうなると、『レジスタントスターチは水溶性、不溶性どっちの食物繊維なの?』という疑問が出てきます。
端的に言うと『レジスタントスターチは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のハイブリッド』なのです。
これまでデンプンは小腸で全て分解・吸収される糖質に分類される炭水化物だと考えられていました。
ところが、そのデンプンの中でも「分解・吸収されにくい性質のデンプン」が存在することが分かったのです。それこそがレジスタントスターチです。
分解吸収されにくいという不溶性食物繊維の特徴がありながらも、分解吸収される糖も含有していて、さらにその糖を分解するときに短鎖脂肪酸を生み出してくれます。
この短鎖脂肪酸が腸の蠕動運動を活発にする働きもあり、さらに便秘の解消につながっています。
この食物繊維が白米の40倍ほど豊富に含まれているのがスーパー大麦です。しかも、不溶性、水溶性ともに豊富に含まれています。
これほどまでに腸内に良い影響があるスーパー大麦、ダイエットをするなら日常的に取り入れない理由がありません。
また、スーパー大麦のすごさは食物繊維に留まりません。
ビタミン、ミネラルのような微量栄養素も豊富に含まれています。
鉄分
スーパー大麦は鉄分も豊富に含まれています。
鉄分は5大栄養素、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの内のミネラルに分類されるものです。
女性は鉄分不足の方が多いので、特にお勧めしたい食材ですが、世間のダイエット戦士の方々にも鉄分はおすすめの栄養素です。
脂肪を燃やすのに有酸素運動をすると良いというのは常識です。
この有酸素運動で取り込んだ酸素を身体の隅々に運ぶのは血管内のヘモグロビンです。
そしてこのヘモグロビンは鉄(ヘム鉄)が不足してしまうと材料不足で作られなくなるし、酸素の運搬力も低下してしまいます。
有酸素運動で脂肪を燃やすには大量の酸素が必要になります。
それなのにも関わらず、鉄不足で酸素が体中に周らなければ不完全燃焼状態になり、効率よく脂肪を燃やしてくれません。
鉄(ヘム鉄)を積極的に摂取して、ヘモグロビンをしっかり作りましょう。
マグネシウム
スーパー大麦にはマグネシウムも豊富に含まれています。
マグネシウムも鉄分同様に5大栄養素のミネラルに分類されるものです。
マグネシウム不足は肥満になるというインターネットの情報もありますが、肥満というよりは日々の体調が悪くなるという意味合いが強いと考えています。
日常的に疲労感、頭痛、倦怠感が起きていれば積極的に活動することができなくなり、太るということは十分に考えられると思います。
また、マグネシウムは骨を作る材料にもなりますので、太る、太らない以前にしっかり取ることに越したことはないと思います。
ビタミンB群
最後にビタミンB群ですね。ダイエットにおいてビタミンB群はめちゃくちゃ重要です。
ビタミンBだけ他のビタミンと違い「群」と表記されることが多いのは、その種類が多いからです。代表的なところでは
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビオチン
- ビタミンB12
- 葉酸
などがあげられます。この中でスーパー大麦に多く含まれるのはビタミンB1とB6、ナイアシン、ビオチンです。
ビタミンB1は糖質をエネルギーにするときに潤滑油の働きをします。これにより筋トレのような無酸素運動でパフォーマンス向上が見込めます。
また、ビタミンB6はたんぱく質を身体に作り替える働きがあります。たんぱく質は筋肉だけではなく、肌、髪の毛、爪、全てを作る材料になるので、筋肥大目的ではなく、キレイな身体を作りたい人、ダイエット目的の人も積極的に取りたい栄養素です。
ナイアシンは少し前にNMNという若返りサプリがネットで話題になったので知っている方もいると思います。あのホリエモンが飲んでると言っていた高額のサプリです。その材料になるのがナイアシンです。
私はNMNが本当に若返るかどうかを議論するつもりはありませんし、NMN自体が高額なので飲めませんが、ナイアシンが体に悪いものではないこと確かです。
もしも本当に若返るのであればちょっとでもナイアシンを取りたいところです。
また、NMNではなくナイアシンのサプリはそこまで高額でないため気になる方は試してみてもいいかもしれません。気を付けたい点はナイアシンフラッシュという症状です。
ナイアシンフラッシュとは、ナイアシンの大量摂取に慣れていないサプリ摂取の初期に、顔が真っ赤になり、ピリピリする感覚と火照りが全身に起きることです。
はっきり言ってサプリを摂取して短期的に体感するほど効果が出ることはほとんどありません。
これは摂取してすぐに身体に変化が出たので本当に驚きました。それが若返りにつながったかどうかは知りませんが。
最後はビオチンです。ビオチンは美のビタミンと呼ばれていて、皮膚や粘膜、爪、髪の健康に密接な関係があります。
不足すると、髪に潤いがなくなったり、抜け毛が増えたり、白髪が増えたりということがあるので、これも取っておくに越したことはありません。
最後に私が実際にスーパー大麦を使ってみての感想を書いていきます。
まず一番に感じたのは美味しいということです。私のスーパー大麦の摂取方法は白米に混ぜて炊くというものです。もともと麦ごはんは好物でしたので心配はしてませんでしたが、本当に美味しかったです。
ダイエットで一番重要なことは継続可能かどうかです。例えばダイエット食で有名なオートミールは食べると痩せるとは言いますが、とにかく不味いんですよね。
オートミールも美味しく食べる方法がいくつかあるんですが、はっきり言ってそれでも『食べられなくはないな』という程度です。しかも手間がかかるという二重苦。
その点スーパー大麦は純粋に美味しいので、継続に何の苦労もありませんでした。
そして便通も確実に増えました。私は朝、便通をすることが少なかったんですが、朝に便意を催す回数が増えました。そしてお腹が空く速度も上がっているような感じです。
お腹が空くならダメじゃん!!
と思う方もいるかもしれませんが、別にいいじゃない^^たくさん食べて、たくさん運動して、たくさん寝て、それで痩せようよ^^
また、除脂肪も進んでいると思います。ナベシュウは手首の脂肪の厚さで除脂肪の進捗を図るのですが、血管の掘りが深くなってきたと感じています。
以上が私のスーパー大麦の使用感です。
私は今後もスーパー大麦を食べ続けます。美味しいし、身体にも良い影響があるので続けない理由がないです。
皆さんもスーパー大麦をぜひ試してみてください^^マジで良いと思います。^^