糖質依存からの脱却したい人に向けて

こんにちわ^^ナベシュウです^^

今回の記事は、

糖質大好き君
糖質大好き君

僕は痩せたいんだけど、炭水化物や甘いものが大好きで常に甘いものを食べていないと

気が済まないんだ。

と言う方に読んでほしい記事です。

結論から言うと、こういった方は糖質依存に陥っています。

糖質を取ると人間の脳はドーパミンを放出します。ドーパミンは報酬系とも呼ばれ快楽を感じさせる働きがあります。

脳はドーパミンで快楽を感じることを覚えてしまうと、次から次に糖質が欲しくなる。まさに中毒状態になる。これが糖質依存です。

タバコがやめられない。覚せい剤がやめられない。これらのことと一緒です。しかし、タバコや覚せい剤は良くないといわれますが、なぜか糖質は問題視されることはあまりありません。

それどころか、メディアやSNSでは頻繁に糖質たっぷりの美味しそうな食べ物、飲み物を紹介しています。

なぜ糖質はタバコや覚せい剤と同様の扱いを受けないのか?

それは糖が身体に必要なものだということをみんな分かっているからです。

私は過去に糖質制限ダイエットを勧めています。

参考記事:ケトフルー対策あり|ダイエット初心者に糖質制限(ケトジェニック)をすすめる理由

だからと言って糖質が完全に要らないものだとは思いません。あくまで糖質制限ダイエットはボディメイクのきっかけにするべきダイエットとして進めています。

糖は身体に必要なもの。しかし取り過ぎると毒になる。そう思っています。

今回はその糖質の毒の部分。糖質依存についてお話をしていきます。

糖質依存と低血糖の深い関係

糖質依存の話をする上で低血糖と言うものについてもお話をしなければなりません。

糖質依存は最終的な状態の呼称ですが、その糖質依存を引き起こすきっかけになるものもあります。その代表的なものがこの低血糖です。

低血糖とは血糖値が通常よりも低い状態になることです。

よく糖尿病などで投薬をしている方に見られる症状ですが、血糖値を抑える働きのあるインスリンが大量に分泌されて、血糖値が通常よりも低い状態になってしまうのです。

もちろん投薬以外にも、甘いものを大量に食べたりすると低血糖になります。

糖質大好き君
糖質大好き君

なんで甘いものを大量に食べるとなるの?大量に食べたんなら高血糖になるんじゃないの?

と思う人もいるかもしれません。もちろん甘いものを大量に食べると一時的に高血糖の状態になります。しかし、人間にとって高血糖の状態は危険な状態なので、脳は血糖値を速やかに下げようと大量のインスリンを出します。

この大量のインスリンが急激に血糖値を下げることで、低血糖状態に陥るのです。これが俗にいう血糖値スパイクと言うものです。

食後に強い眠気が来る人はこの血糖値スパイクで血糖値が下がり過ぎていることが考えられます。

糖質大好き君
糖質大好き君

高血糖状態が身体に悪いなら、低血糖状態は身体にいいんじゃないの?

と考える人もいるかもしれません。しかし、この低血糖状態も存外危険な状態なのです。

この低血糖状態を放置すると、冷や汗、動悸、意識場外、けいれん、手の震えなどの症状が現れます。それどころか最悪の場合死に至ります。

さて、ここまで低血糖についてお話をしてきましたが、この低血糖が糖質依存にどんな影響を与えるのでしょうか?

脳のSOSサインが糖質依存のきっかけとなる

前述のように低血糖状態はかなり危険なものなので、低血糖状態になると脳は急いで指令を出します。

脳君
脳君

これを放置すると最悪の場合、死に至るからすぐに甘いものを食べて^^

これは脳からの生命を守るための強い指令、SOSです。こんな強い命令に、理性で逆らえるはずもありません。

そのため、強く甘いものを欲してしまうのです。そして摂取した甘いものはドーパミンを放出、覚せい剤、タバコのような作用で依存性があります。

それどころか、この強い指令で糖質を取るときに大量に摂取してしまうとどうなるでしょうか?

またしても急激に血糖値が上昇し、血糖値が高すぎて危険な状態だからインスリンを大量放出する脳のSOSサインです。

大量に放出されたインスリンはまた血糖値を下げ過ぎて低血糖状態へ。負のループの完成です。

こうして人は糖質依存の闇へと落ちていくのです。

糖質依存にならないようにする、糖質依存を克服するにはどうしたら良いのか?

それでは、糖質依存にならないようにする、あるいは糖質依存を克服するにはどうすれば良いのでしょうか?

それにはこの負のループを何とかするしかありません。

前述の負のループで、人間の理性でブレーキを掛けられる部分は「糖質を取る」というところだけです。

そこを何とかすれば糖質依存にはなりません。

そこで重要なのは、小分けにして少量ずつ食べることなのです。

糖質は我慢すれば我慢するほど、次に摂取するときにたくさん取ってしまいます。

低血糖症の人の特徴に、朝ご飯を食べない人が多いとも言います。

これが何を意味するかと言うと、朝ご飯を食べないため次の昼ご飯まで血糖値が下がり続ける。そのため昼ご飯で白米、麺類などの糖質、炭水化物を爆食いしてしまう方が多いのです。

炭水化物の爆食いは糖質の大量摂取です。そのため血糖値スパイクが起こり低血糖状態へ。糖質依存の負のループに入っていきます。

重要なのは血糖値を乱高下させないこと。なるべく一定を保つこと。そのためにこまめに少しずつ食べるのです。

朝ご飯と昼ご飯の間、10時くらいに糖質を一口。

昼ご飯と夜ご飯の間、15時くらいに糖質を一口。

夜寝る前に糖質を一口。

と言った具合です。

もちろん一口だけです。ここで爆食いをしていては本末転倒です。

たったこれだけのことで、脳から強いSOSの指令が出なくなるので、我慢しなくても糖質が欲しくならない身体になるのです。

さらにもう一つは3食の食事では食物繊維をしっかり取ることです。

以前に難消化性デキストリンの回で紹介しましたが、食物繊維には「血糖値の上昇を緩やかにする」と言う働きがあります。

参考記事:魔法の粉、難消化性デキストリンの効果 飲むだけで痩せる?夢のサプリなのか。

血糖値の上昇を緩やかにすると、インスリンの大量放出を防ぐことができるため、血糖値スパイクが起きなくなり、低血糖状態にならなくなります。

そうなると、脳も糖質を取れというSOSを出さなくなるため、糖質依存の負のループから抜け出すことができるのです。

人生において、糖質とは上手に付き合っていこう

冒頭に述べたように糖質は人間の身体にとって必要なものです。

筋肉が栄養を取り込むトリガーにもなりますのでボディメイクにも重要だと思います。

だからこそ足りなくなれば、脳は強烈な指令を出して摂取しようとします。しかし、取ると気持ちがいいので本当に注意が必要です。

私がボディメイクにハマりだして、一番に感じたのは「なんでおれはこれまでこんなに大量の糖を取っていたのだろう」と言うことでした。

糖質制限ダイエットの回でも言いましたが、私はダイエットの最初の一歩として過激な糖質制限をしております。

仕組みは割愛しますが、糖の代わりにケトン体を使用するダイエットです。

糖をほとんど取らないので低血糖状態になってしまい、今回の記事とは相反する方針のダイエットになのですが、糖質依存を抜け出す良いきっかけになりました。

それ以来、私は糖質とうまく付き合い、上手に向き合うことできているつもりです。

必要な時に、必要な分だけ食べる。たまに家族と出かけるときも「糖質は良くないから~」うんたらかんたらと空気の悪くなることを言わずに食べる。しかし、食べ過ぎることはない。

そんな生活を送れており、毎日体調も良く、充実した生活を送れています。

糖質は毒にも薬にもなる扱いが難しいものです。もしも自分が「糖質を取り過ぎているのではないか」と感じるかたは、今一度糖質と向き合って、ここに書いてある糖質依存から抜け出す方法を実践してみてください。

それでは^^ナベシュウでした^^

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