こんにちわ^^ナベシュウです^^
今回の記事は、
筋トレするときはいつもお腹いっぱいだよ。お腹が減っていては筋トレはできない。
と言うような方に一言言いたいと思います。
ワイもやで
ワイも空腹で筋トレはしたくないので、基本的に私も筋トレするときは何かを食べてから行うようにしています。
しかし、『空腹状態で運動すると脂肪が落ちやすい』なんていうことも巷ではよく言われます。
その一方で『空腹状態での筋トレは筋分解が進んでしまうから避けよう』ともよく言われます。
我々のような筋肉も欲しいけど、脂肪も落としたい欲深きトレーニーはこの矛盾をどうクリアすれば良いのでしょうか。
Table of Contents
まず、空腹状態での筋トレは通常の状態よりよく痩せます。
一番の理由としては、身体が通常よりも早く、脂肪をエネルギー源に変えるフェーズに移行するからです。
人間が運動のエネルギーを作り出す順番は、
①食事から摂取した糖質
②肝臓、筋肉に貯蓄された糖質(グリコーゲン)
③脂肪に蓄えられたグリセロール
④筋肉に蓄えられたアミノ酸
となっています。
空腹状態では①の食事から摂取した糖質が既に枯渇している状態になります。
そのためすぐに②の「肝臓にためておいたグリコーゲン、脂肪に蓄えられたグリセロールを分解するフェーズに入ることになります。
そのため、通常よりは痩せやすいと言えます。
また、空腹状態での運動は腹部の血流量が上がるという研究結果もあります。
血流量が上がるということは、脂肪燃焼の効果もありますので、多少お腹周りが痩せやすくなるということも考えられます。
そうなると、
痩せやすいなら空腹状態で筋トレした方がいいじゃん
と思うかもしれませんが本当にそうでしょうか。
最も気になるのは上述の脂肪燃焼のフェーズの内「④筋肉に蓄えられたアミノ酸」を分解して、運動のエネルギーを作り出す部分ではないでしょうか。
我々トレーニーは常に、
筋肉をアミノ酸で満たそう。世界を笑顔で満たそう。
と考えています。
しかし、筋肉を筋肉の材料「アミノ酸」で満たしていても、空腹で筋トレをしたらそのアミノ酸を分解してしまうのです。
これは困りました。空腹状態の筋トレで脂肪は落としたい。
しかし、筋トレの最終目的である筋肉は分解されてしまう。
八方塞がりです。
そんな塞がったトレーニーに朗報です。実は空腹状態での筋トレはそこまで筋肉が分解されないことがわかりました。
では、なぜ空腹状態での筋トレはそこまで筋肉が分解されないのでしょうか?
前述したように、筋肉がエネルギーに分解される前に②「肝臓に蓄えられたグリコーゲンがエネルギーに変換」されるフェーズがあります。
実はこの肝臓のグリコーゲンはかなり多いのです。およそ糖質100グラムぐらいだそうです。
糖質は1グラム当たり4キロカロリーなので、400キロカロリー分ぐらい肝臓に蓄えられています。
400キロカロリーを筋トレで消費しようとすると体重80キロの人が腕立て伏せを1時間15分くらいする必要があります。
正直、私はそんなにできません。
そもそも筋トレは負荷が大きいため長時間行うことができないため、そこまでカロリーを消費できません。
カロリー消費のしやすさでは筋トレより、有酸素運動の方に軍配が上がります。
そう考えると、我々のような一般トレーニーでは、空腹状態で筋トレをしてもそこまで筋肉が分解されないのです。
ただ、筋トレを生業としているような筋トレYoutuberのような方々では話も変わってくるかと思いますが。
最後に結論です。
ナベシュウからすれば空腹状態での筋トレはナシです。
筋肉も分解されないし、脂肪も燃えやすいなら空腹状態で筋トレした方がいいじゃん。
そう考える方もいるかもしれません。
しかし、実体験として、空腹状態だと力が入らなくて充実したトレーニングができないように感じます。
私も働きながら筋トレをしているので、時間がない日は空腹状態でジムに行くこともあります。
そういう時は大体、疲労感で集中したトレーニングができていません。
しかし、パン一枚でもお腹に入れてからトレーニングをした日は、「今日はいいトレーニングができたなあ」と感じるトレーニングになることが多いと感じます。
また、私は「食べてすぐ筋トレは良くない!」とか小難しいことも気にしないので、食べてすぐジムに行っちゃいます。
以上のことから言えるのは、
「空腹でトレーニングをするのはそんなに悪いことでもないから、全然やってもOK。ただ、食べれるならサッと食べてから筋トレした方がいいぞ」
と言うことです。
結構、空腹での筋トレは良くないというのはフィットネス業界のマーケティング戦略ではないかと思っています。
「筋トレ前は何かしら食べた方がいいぞ。」
「BCAA、EAAを飲んでおけ」
「プロテインを飲んでおけ」
などなど。
商品が売れるからそういうマーケティングをしているのではないかと考えています。
もちろん、BCAA、EAA、プロテイン、その他ワークアウトドリンクも効果はあると思います。
ただ、絶対なければダメと言うものでもないので、そこらへんはバランスを取って筋トレしていきましょう。
また、「筋トレは筋トレ、除脂肪は除脂肪」でしっかり切り替えた方が良いと思います。
そもそもカロリー消費目的で筋トレはするべきではありません。筋トレは筋肉を発達させるためにやっています。脂肪が落ちるのは筋肉が発達した後の話です。
ではでは^^ナベシュウでした^^